本日は都立高校の結果が判明する日。
ただ今日はあくまで次の3年間の通学場所が決まる日だ。
それを忘れてはならない。
そこでの戦いは中学校以上に厳しいものになる。
自分が学年最下位になる可能性があるなんて微塵にも思っていないかも知れないけど、現実は5月になれば分かるんだよね。
進学先の高校では、たとえ"進学校"とか"上位校"とされている高校でも、残念ながら全員が勉強を頑張るわけではない。
きちんとした形で大学進学をするためには自らが『勉強を頑張る側に』加わるようにすることだ。
高校受験では『高校入学』が半分向こうから転がってきた感覚の中3もいるかも知れないけど(特に模試で余裕の判定だった人)、大学受験は高校受験に比べてたらレベルが違いすぎる強敵だよ。
早速本屋さんで自分の好きな教科だけで良いから参考書とかを確認してみると良いよ。ついでに購入して一通り予習してしまおう!
大学受験には既に『高1の勉強内容』を終えようとしている中学受験組も戦いに加わってくるし、それに加えて全国から猛者達が「首都圏の大学に進学するんだ!」と戦いに加わってくる。
これから4月まで「勉強しない」なんて選択肢は存在しないよ。
「大学受験の偏差値を見るときは、自分の高校受験の偏差値から10を引いて見てね」とよく言われる。
つまり自分のこの冬の模試の偏差値から10引いた数字、それが大学受験での君の今の偏差値。
まず一貫校組のうち多くの優秀層が加わるので、中学校で安泰だったキミの順位は自動的に下がるし、高校受験をした同級生のうちから半分くらいは大学受験レースには参加しないから、急にキミの位置は「下から数えた方が早い、、」なんてことになるんだよ。
→この記事の一番下の動画も参考にして下さい。
今日の『合否の価値』はこれからの高校生活の過ごし方で決まる。
これは高校生もしくは大学生がいらっしゃるご家庭ならばよくおわかりになると思う。
うちの塾でも、併願校に進んだ子の方が大学進学時に良い結果を出したことが幾らでもあるから。
併願校に進んだ子は、都立に合格した子よりも数倍重い経験をこの日にするんだよね。
その経験を上手に活かして、次のステージで逞しく進んで行くんだ。
→都立入試の開示請求を是非行って下さい。そのリアルな数字が大学受験勉強の時の大きな支えになります。
もちろん第一志望校に進んだ子も、希望通りの環境で花が開くことになるだろう。
ただし、全員がそうなるわけでも無いので、花が開く側に必ず入るんだよ。
その高校に入れなかった子に、高校での全国模試で負けたら今日の結果の価値は無くなるんだからね。
関東/有名私立31大学の合格者数上位高校・偏差値比較