試しに検索してみると「AIによる概要」が記されました。
なるほど、模範生のような小学生でなければダメというデータが出ているのですね。
恐らく専門家の分析記事や保護者の体験談ブログなどで多く語られていることなのでしょう。
よく「ウチの子は内申が取れないから高校受験は無理」という理由で中学受験を考えるご家庭があると伺うのですが、
上記のデータ分析を都立中学を受験するに相応しい小学生はまさに『内申が取れる子』ですね。
更に四谷大塚さんの偏差値データを見ると、都立中の偏差値と並んでいる私立中の名前が凄いこと、凄いこと。これはもし近隣区立中学ならば最低でも”余裕で学年3位以内に入れるレベル"でないといけませんね。
もしかしたら「頑張れば何とかなります」と塾の先生が言っているのかもしれませんが、その「頑張れば」の次元が多分違いすぎます。
そもそも上のデータを見ると、中学生になっても『内申が取れる子』でなければなりませんから、お子さんの性格も「本当に都立中受験に向いているのか?」の大切な判断材料です。
塾の先生もそれは分かっているのでしょうが、お子さんにとって最適な進路を伝えられずに「頑張れば何とかなります」としか言えないようです。それは体験者のお母様たちのお話しからもうかがえます。
また根本的な話として語りますが、強豪校の部活中心の生活スタイル⚽🎺を考えている場合を除いて、勉強することが嫌いな子は中高一貫校は進学先としては向いていません。
一貫校の中学は公立中よりも毎日の課題が多いです。勉強に追われる生活が待っています。研究してレポートなどがある学校もあります。勉強嫌いな子には学校へ行くのが苦痛になることでしょう。授業も聞かず寝ているということになるのでしょう。
そもそも勉強が嫌いならば課題を出されても勉強しません。テストも難しいし、酷い成績の未来が待っています。こんなことならば…というケースはそれなりにいらっしゃいますね。中学生のお年頃はただでさえ大変ですし。
「中学受験が終われば、子育て終了!」と考えているケースも多いようですが、「そう思ったのに子どもが酷い成績、また塾代がかかることになった」というぼやきが毎年のようにSNSに上がります。「今の息子の様子を見ていると近くの中学に通わせた方が良かった」という愚痴も。。。
もちろんそれらを承知された上で魅力ある中高一貫の志望校に進学される方は大丈夫なのですが、過去に「都立中受検をしていたが公立中に」というご家庭の話を伺うと、都立中のレベルも知らずにずっと塾に通っていたというケースが多いのです。
それならば(そのようなお考えならば)中学校で程ほどに学習してテストで成績取っておいて、推薦で大学附属の私立高校に入学した方がコスパが良いですよ。
それに現在は大学受験も推薦制度が活発です。推薦制度=内申です。社会人になるときにも面接のことなどを考えると、まあ内申で求められることと同じものは必要ですよね。。。
だから「ウチの子は内申が取れないから高校受験は無理」という偏った考えをするのではなく、
内申が取れないと感じるならば、それを直すような習い事をした方がよいのではないでしょうか。男の子ならば昔風に「根性を鍛え直す」とかですね。若しくは変わった特技を身につけるとか。お子さんの性格や好きな物を活用して、他のお子さんと異なる一芸を習得する方が人生を豊かにする気がします。
それに中学受験をしようとすると、都立中でもいや都立中だからこそ塾代がメチャクチャかかりませんか?今は物凄く高い授業料になっていますよね。夏期講習で40万、冬期講習でも30万とか…この2つだけで中3の1年間分の塾の費用以上にはなりますよ💦
「これを受講しないと成績が上がりませんよ!合格できませんよ!」と言われてしまうのですよね。。。お金の「投資」は確かに必要です。教育費も「投資」の一つです。
ですが、その大切なお金が「搾取」されてしまうようなことは違うのではないでしょうか?今の状態が本当に正しいのか考えてみてください。
また、そのお金が「投資」に変わるようにするためには、お子さん(特に男の子)に家計のうちどのくらいの費用がかかっているのか、そもそもお金を稼ぐことがどのくらい大変なことなのかをきちんとお話合ってください。お子さんはそこの仕組みを理解されていませんから。
でも、根本的なこととして、先述しましたが勉強することが嫌いな子は中高一貫校は進学先としては向いていません。中学入学後にもお母様はまた悩み続けます。
それはきちんと通告しておきますね。
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