「受験生なのに意識が低い」状態をできる限り回避する方法はあるのでしょうか?
正直なところ、意識改革は難しいと思います。
例えスマホを取り上げても、それが本人の意志では無い限り、上手く抜け道を考えますし、友だちに使わないゲーム機を借りてこっそりとゲームしていることもあります。
打破するためには「受験生になってから」は正直なところタイミングとしては遅く、その前の時点で勝負が決まっていると知っておいて欲しいです。
「受験生になってしまっている」場合は、勉強しなければどうなるかを実際に見せつけるしかないと思います。
ゲーム好きの場合には、普段からゲームと両立して、知識を増やすようにしておくしかないでしょうね。どうしても「勉強を進んでやる子」にはならないでしょうから、何とか踏みとどまる方法をとるしかありません。
お子さんが小さい場合には時間がありますので、小学校時代から勉強している時間を増やしておくことを意識して下さい。
机の上での勉強だけでなく、読書や活字に触れる機会を作る。
体験学習・博物館施設などの訪問・工場見学などを積極的に行うなど様々なものに触れあうようにする。
ゲームなどで勉強に繋がるものを選ぶ。その際に親子で一緒にゲームをしましょう。
地域の名産を食べて知っておく、様々な多国籍レストランで食事をして各国のイメージを胃袋で学ぶなども勉強に繋がります。
買い物を電子マネーでなく現金で支払う、硬貨を数えさせる。
移動時間や移動場所で地図を見させて現在地がどこなのか確認させる。
などなど勉強の土台となるものを家の外でも作り上げていきます。
中学生だけで無く、中学受験をしようとしている小学生のご家庭も、受験塾に入る前にお子さんにしておかなければならないことですよ。
中学受験勉強でテストの点数が取れないお子さんは、それまでにご家庭で教えてあげた知識と体験が薄っぺらいお子さんです。
理科社会の授業で何を質問しても「知らない」で終わってしまうお子さんが週末のテストまでに今週の内容を覚えろだなんて無理な話です。
そもそもの考え方として、勉強が得意な子、興味を持つ子のご家庭は、家の外でも様々なことを勉強に結びつけているのではないでしょうか?
それができていないご家庭の場合、完全に勉強時間とそれ以外を分けてしまっていませんか?
このような土台作りって物凄く大切です。高学年や中学生になっていくに連れて、勉強内容が広がっていくため、もともと知らないことが多いお子さんから脱落していきます。
土台が無いお子さんは、中学校で学校の授業時間に先生が言っていることが全て分からないので1時間目から寝てしまうということが中1から起こります。
受験生であっても、それまでの土台ができていないのならば、勉強の方に気持ちが向かないのは当然です。
「受験勉強」として勉強を始めても、自分の知らないことだらけ。中1、中2の内容もその時に真面目にやっていなかったので、イチからやり直し。
するとやり直すものが多すぎる・・・それだけで気が滅入るものです。当然やる気が起きません。
まず最低限として、受験生になったときに勉強街道を進められるようにするためには、意図的にお子さんの知識を増やしておくことです。
ご家庭でしかできないことを積極的に行って下さい。
お父さんもお母様に任せていないでお子さんの「経験値」を増やすことを考えましょう!勉強に結びつかないことなんてありません。
変わったことでも、国語の文章題でパッと出てくるかも知れませんし😄
突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!突破す!
他に勉強方法で何かお悩みがございましたら、LINEやメールにて是非ご連絡下さい。解決方法をブログで取り上げたいと思います。もちろん外部の方でも大丈夫です。
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