算数の授業で意識的に行っていることは考えさせる問題を与えることである。
小学1年生から1+1=2とか九九とか
すぐ答えが出るものばかり扱っていると
子どもたちは100%,
「算数は、すぐ答えの出る科目」と思い込んでしまう。
そしてそのまま成長してしまう。
だから、一つの文章題に2つ式が必要な問題に対応出来なかったりする。
「問題をよく読みなさい」と言う以前に
「式は1つでは答えは出せない」
と言う事実を教えてあげる必要がある。
算数は決して単純なモノではなく、
物事を冷静に分析して正しく処理していくことを伝えるために
授業では考えさせる時間が必要な問題を多く与えるようにしている。
正直、計算練習のための問題は授業で扱いたくない。
例として10分間のパズルでは計算と同時に
広い視野で物事を見ると言う経験を与えているし、
塾生ならご存知の授業の第一問目の○△の問題は
短い制限時間内に自分で調べ出して答えを見つける。
他の問題もなるべく一捻りいれるようにしている。
長年受験算数を教えていた経験があるので、
そこから使えそうな問題も取り入れるし、
中3数学で使う内容を小4で扱ったり、
高1数学で使う内容を小6で扱ったりしている。
そのような力をつけることで、
色々な算数の問題に取り組める力が身につく。
「計算は出来るけど……」と言うケースの場合、
決して他の問題を解く能力が無いのではなく、
考えさせる問題を解いた経験が少な過ぎるだけである。
だから、対処法としては問題を解けば良いだけだとも言える。
しかし「学校の算数だけやらせておけば良い、大丈夫」
と思っているお母さんたちが多いのも現実だ。
高学年でも線分図などを描けない、表せない子はとても多いが、
そういう子は「考えて解く算数」に対応できていない。
上の学年に進めば進むほど
算数、数学は簡単に答えが出る問題よりも
じっくり考えて取り組む問題が増える。
きちんと問題を読んで考えようとする力が無い
中学生の答案は酷いモノになる。
そうならないように
低学年のうちから考えて解く問題、
式が一つではない問題、
たくさん書き並べて答えを導く問題に
触れさせることが大切と感じる。
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