TOP→PASSの方針としても、のお話。
私たち大人が10歳以上の子どもたちにしてやらなければならないことは
代わりにやってあげることではなく、一人でできるような人に経験を積ませてあげることだと思っている。
「いつかは自分でできるようになるだろう」
「中学生になったら勉強するのよ」
「高校生になったら自分のことは自分でやるのよ」
はやり方としてはダメだと思っている。
何故なら、人間は幾つになっても体験していないことには億劫で、
一歩目を踏み出す勇気が無いため、結局パッとできないからだ。
だから、大人の立場として理想としたのは
「他の子よりも早く体験させてあげよう」とする意識だと思う。
性格が物静かでも、そういう積極さがある子も知っているが、
そういう子の方が必ず内申点などに良い影響を与えているのだ。
幾ら勉強ができていたも内申が取れない生徒との違いでもあると思う。
細かい仕草、行動、周りに与える影響、そういうものが勝手にプラスポイントとなっているのだ。
そのことをこの仕事を通して多く見てきている。
いつまでも子どもたちの代わりに何かをしてあげているのではなく、
疑問点は疑問に思ったままそこでストップせずに確認するようにさせる。
「うちの子はそういうことができなくて・・・」
そういう子のまま大人になって良いのなら止めない。
でも、
実際問題それでは大人になったときにそれでは困る、
仕事場にそういう若者がいたら困る、
そういうことも経験してきたのではないだろうか?
できない子にいつからさせるのか。
それは何歳になったらではなく、今日からだろうと考える。
TOP→PASSでは家庭課題学習もあるので、
小学5年生でも自ら小さなコメント質問をして来る子もよく見ている。
そういう子はおとなしい性格であっても、
きちんと育っていくだろうというのは経験上よく分かる。
LINE上であっても家族以外の大人とコミュニケーションが取れるのは大事な経験だ。
そういう小さなことがその子にとって後々大きくなるのも
この仕事をしていて学んできたこと。
疑問点をそのままにして自分の推測で行い、
結局それが誤った選択となりがちな人は、
常にそうなる傾向にあるので人の意見を積極的に求めるべき。
もちろん意見を聞くだけで、それを実行するかは自分で決めれば良い。
大事なのは意見を聞く、質問するという行為ができるかどうかだ。
あ、男の子は家事などをどんどん経験させるべきその理由、のお話しもしたい。
長くなるので今回はできないけど、TOP→PASSではよく男の子のお母様に最初に説明していること。
簡単に言うと、女の子はお母さんから日常生活で何でも学んで真似ていき成長していくが、男の子はお母さんが隣でやっていても何も学ばないのでヤバイ!ということ。
ヤバイ20歳に成長しないように意識して欲しいという話。
いつかここでもお話ししたいです。
必要ならばLINEかメールを下さい!
toppass-funabori.hatenablog.com