算数、数学での話としてテストの得点が上がらない子ほど、
少し難しくなった文章問題や図形問題などと向き合ったときに、
頭の中だけで計算しよう、考えようとしてしまっている。
このような場面では書き表すことが大切なんだ。
「書き表す」というのは、よく学校の先生や塾の先生が黒板などにイラストを書いたりするアレのこと。
アレ、ただ見ているだけで自分でまねして表現しようとしないでしょ。
先生だけが行う、先生が説明するために描いているだけと思っている。
だからダメなんだよね。
実際に問題と対峙したときには、説明を受けた通りに書き表してみることが大切なの。
それをせずに問題を解こうとしている子は物凄く多い。
だからダメなんだよね。
頭の中だけで処理しようとして、ノートに書くのは数字を使った式のみ。
それで、自分は今何をしているかがだんだん分からなくなる子たち…
頭の中なんて、浮かんでは消え&考えては消えなのに。
新しいこと考えたら、前に考えていたことを忘れるのに。
そんな効率の悪い考え方をしている子たちがほとんど。
→そう言う子に限って「効率よく点数を上げる方法を教えて下さい」と言ったり、、、
万年低空飛行の理由は他のも幾つかあるはずなのだけど、
問題の考え方、書き表す訓練を小学校低学年から始めておくと良い。
問題にりんごが出てきたらりんごの絵、学校と駅が出てきたら簡単な地図を書いたり。
そういうことから始めておく。
その経験が高学年になって想像力として活きてくる。
その経験が無ければ、解くときに考えられるはずもない。
線分図や表、イラスト、分かっていることの書き込みなど、まず自分から問題用紙に書いていく癖をしっかりとつけたい。
これは学校や若しくは塾でもなかなか教わっていないことだ。
よほど意識している先生に出会わない限りは、存在すら知らずに時が過ぎていく。
解く前の問題との接し方。それを知る。
そして、自然とできるようになるための訓練も続けていくことも必要。
お子さんの学力について「少しでも良い方向に持っていきたい!」という気持ちがあるのならば、その学年・年令に合わせてきちんとした形の学習を早めにする必要があります!
是非お問い合わせ下さい。