【公式サイト】江戸川区船堀[都立上位高校受験専門]進学塾TOP→PASS  「君の志望校へ突破す!」

塾名は「トッパス」とお読み下さい♫ 江戸川区船堀にある都立上位高校受験専門塾です!!都立自校作成問題校や小松川・城東・竹早・三田高校などに進学して、高校でも上位の成績に入るような学習をすることを目標として指導しています!小学生は入塾テストがあります。中学生は定期考査の成績による入塾基準があります。入塾審査が不要の各種オンライン講座も低料金で受講可能!zoomを利用した『リアルタイムオンライン授業』でご家庭から受講することも可能です。

🌸高校受験体験記18。

2024年度の高校受験生から届いた『受験体験記』です。

序盤こそ辛いと感じることの多かった私の高校受験ですが、終盤になるにつれて楽しくなっていき、結局は思い出の詰まったものとなりました。
私の場合、第一志望は都立の自校作成校で、第二志望は私立の併願校でした。私立の挑戦校を受けなかった理由は自分のなかにいくつかありますが、そのうちの一つには、落ちるのが怖かった、というのがまず明確にあります。MARCHの付属校などを受けようと考えたこともありましたが、落ちたときの反動でやる気を失くすのではないかと怖くなり、結局は受けませんでした。


◎過去問の使い方
都立の自校作成校の問題ともなると当然、都立の一般校の問題よりも難易度が高く、配点もばらばらであるため、一つでも落とすと命取りとなる場合があります。
そこで大事になってくるのが、落とさないと決めた分野の問題だけは落とさない、という意識を持つことです。問題はやはりどれも難しいですから、満点を取れる人はなかなかいません。というか逆に、満点を取ろうと思って肩肘を張りすぎると、目の前の難しい一問に固執しすぎてしまうことになり、結果として、制限時間に対するバランス感覚を大きく欠いてしまうことにも繋がりかねません。落とさないと決めた分野を重点的に勉強し、そこだけは落とさないようにすれば良いのです。

例えば、関数の問題は落とさないと決めたのならば、そこには特に力を入れて勉強します。勿論、他の分野の勉強もすることはするのですけどね。
そのようにすれば、数学であれば65点くらいは固いはずです。
勿論、これは数学に限ったことではありません。国語ならば説明文をしっかりやろうとか、英語ならばリスニングと大問2は満点を取ろうとか、他の科目でもそういった意識を持って取り組むことが重要です。
毎年、合格者平均点前後の点数をしっかりと確保することができれば、だいたいは受かるようになっているので、あとは得意科目を伸ばすのみです。
その際に大事なことを一つ挙げるとすると、緊張感を持って取り組む、ということです。だらだらと勉強していたら、「いざ本番!」となったときにかなり緊張してしまいます。そして緊張しすぎると、いつもの感じが出せなくなります。
理科・社会についても最後に言及しておきます。
理科・社会はとにかく反復が大事です。ミスしたらその都度ノートなどにメモをして、二度と間違えないようにしてください。細かいところは塾がかなりしっかりとやってくれるので、それを補おうとする姿勢があれば、まあまあ点数が取れるようになります。

 

◎内申の上げ方とその重要性
おそらくですが、内申を軽く見ている人が多いはずです。「俺は当日点で補えるから〜」と高を括っている人。そういう人こそ痛い目を見ることになります。極端な話、オール一の人とオール五の人とでは、すでに二四〇点の差があることになりますが、それを本番の点数で覆すのは、なかなかに厳しいところがあります。ですから、やはり内申点はたくさん取っておいて損はないです。
内申点が1点違うだけで、模試の判定とかも変わってきます。そして、模試の判定が一つ違うだけで、勉強に対するモチベーションもかなり変わってきます。悪循環でしかありません。
内申点の取り方としては、当たり前ですがまず、定期テストの点数が重要になってきます。五を取るためには、90点を超える点数を狙わなくてはなりません。話はそこからです。そしたら、提出物の一つ一つに命をかけましょう。とにかく、丁寧にやるようにしましょう。課されたお題に沿っているかとか、そういったことを逐一確認しながら完成させましょう。的はずれなことを書いていたら元も子もありません。

 

定期テストで高得点を取る方法とその意義
受験に比べたら、定期テストの範囲なんて大したことはないです。

私の場合は、数学と英語は捨てていました。時間をかけなくてもある程度の点数を取れていたことがその理由です。大事なのはそれ以外の科目だと考えていました。
国語は殆ど暗記です。極端な話、教科書を読んでノートを丸暗記したら満点が取れます。
理科・社会はとにかく反復が大事です。私はとにかく声に出して覚えていました。書いて覚えることもありましたが、私の場合、それは稀なことでした。
副教科に関しては、これこそ反復が鍵になってきます。とにかく声に出して、「出る」と言われたところを嫌というほど反復して、「ここ出る?」というところまでやるようにしましょう。ちなみに私はそのようにしなかったので、美術と家庭科で痛い目を見ました。

 

◎高校見学のポイント
私が高校を選ぶ際に重視したのは、雰囲気が自分と合うかどうか、ということです。私は基本的に、規則に縛られた生活というものをあまり好まないので、そういった面で、比較的自由度の高そうな高校を選びました。
いずれにせよ大事なのは、気に入った高校の学力のレベルがその時点の自分のレベルと合っていなかったとしても、しっかりと自信を持ってそこを志望する、ということです。受験本番まで残り二、三ヶ月という時点であれば、もう厳しいと言わざるをえない場合もたしかにありますが、まだ半年以上あるのであれば、間に合わないことはないと思います。
諦めるのは、いざ志願書を出そうかというときでいいです。初めから「無理、無理」と言っていたら、モチベーションも長くは保たないし、厳しいことを言うようですが、伸び代もあまりない気がしてしまいます。あくまでも、私個人の意見ですが。


◎受験当日の思い出、試験会場の様子
受験当日は、とにかく緊張したということを覚えています。寝る前から緊張していたし、起きてからも心臓はばくばく、顎はがくがく震えっぱなしで、食事も味はしませんでした。それでも、家を出て一人になったら案外と吹っ切れるもので、同じ高校を受験する友達と合流して試験会場に向かっている頃にはもう、欠伸も出るくらいに肩の力の抜けた状態になっていました。話していると緊張も解れるので、友達と一緒に試験会場に向かうのはお勧めです。
ちなみにですが、その友達が同じ中学の人だった場合、座席の位置は前後同士である可能性が高いです。普段の関係があまりにも馴れ馴れしすぎると、集中を掻き乱されてしまうということもありうるので、要注意。
試験会場の様子は、模試の会場とはかなり違いました。周りの人たちが皆、頭が良さそうに見えて仕方なかったです。
余談ですが、私が試験当日に行動を共にした件の友達は、これまたなかなかにユニークな人で、大きめの声で叫んだりする場面もあったのでひやひやさせられましたが、そういったことは、あまり気にしないほうがいいです。


◎後輩へのアドバイス
これを読んでいる受験生。無理はしすぎないほうが良いですよ。私はそこまで無理できるタイプの人間ではないので、適度に遊んだりしていました。そのせいで結果が良くなかったのかもしれないと思う反面、そのおかげで今まで頑張れたのではないかと思うところもあります。体調を崩すほど無理したり、徹夜で詰めこんだりというように、いつ何時も必死であり続けるということが、必ずしも正しいとは言えません。たまには旅に出たり、キャップ野球を楽しんだりなどして、リフレッシュをすることも大事です。
矛盾するようですが、<無理せず無理して>頑張ってみてください。

大事なのは結果ではなく、ベストな力を本番で発揮できるかどうかだと思うので、この一年で、そのための準備をしっかりとしていきましょう。人生百年時代といわれるなかで、高校受験生でいる時間は、そのうちのわずか1パーセントです。ぜひ大事に過ごされてください。時々応援しています。


◎塾での思い出

塾での思い出については、挙げ始めると切りがありません。
切磋琢磨し合える仲間たちとともに受験勉強に明け暮れた日々というのは、ピンからキリまでの人種が揃い、雑多な価値基準の混在した「公立中学」という魔界にのみ、身を置いていたのでは、決して味わうことのできない類のものだったと感じています。
受験勉強を味わう、なんて言われても、今はまだピンとこない方も多いと思うけれど、思考能力の高いユニークな友達と色々なことを教え合ったり、関心のある分野についての情報を共有し合ったりしていると、無言で黙々と何かをやり続けているときと比べても、面白いと感じられる場面が本当に多いのです。

知識が増えていく感覚というのが純粋に楽しいと感じられるし、その感覚を他人と共有できるということにも、小さからぬ喜びがあります。
偉そうに聞こえたら申し訳ありませんが、ある程度の入塾基準が設けられているからこそ生じえた、奇跡のような居場所であったというのが、私のこの塾に対する今の評価です。さきほども述べたように、公立の中学校というのはある種、闇鍋のようなものであって、勉強をする、知識を蓄える、ということに対しては特に、マイナスの価値観が付与されやすい傾向にあります。

居場所を闇鍋の中にしか持たない者たちにとっては、そこでの価値観が世の中の見え方の全てとなってしまうわけで、それは非常に惜しいことであると、私などは思ってしまうのです。
成績で競り合っていると、些細な一言をきっかけにして、不和が生じることもままあります。私にもありました。受験の直前期などは特に、それだけ皆、ピリピリしていますから、気を遣い合えるかどうかというのも、大変に重要なことです。模試の結果がどれだけ良くても、仲間の前では露骨に喜びすぎないことなどですね。
今となっては、全てが良い思い出です。TOP→PASSの先生方、ありがとうございました。