都立高校から都立大学に進学した生徒の体験記です。
私は国公立理系を第一志望として受験をし、無事第一志望に受かることができました。
ですが 全ては思い通りにはいかず後悔も少し残る受験だったので、今回は国公立理系の勉強方法とこうしたらもっと良かったという点をお話ししようと思います。
最初に科目別に勉強方法を話します。
国語
現代文は共通テスト(共テ)の過去問や予想問題集を解くといいです。 古文漢文は単語と文法を覚えないと問題は解けないのでまずこの二つを習得してください。学校で配られるもので十分です。その後長文読解の問題演習を重ねてください。
地理
参考書を使って一通り知識を入れます。その後、共テの問題集などを使い問題演習をしていき、 覚えきれていないところを見つけてリスト化すると良いです。アウトプットとインプットを繰り返していくことが大切です。オススメの参考書は、「改訂版 大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本」です。
英語
とりあえず、英単語、英熟語、英単語を完璧にしてください。基礎を怠ると後で後悔します。早めに習得すればするだけいいです。また、基礎を固めと長文読解の演習を同時進行すると良いで す。基礎を完全習得してから長文読解を始めると演習量が足りなくなってしまいます。リスニン グは音声を 1.2 倍速にして演習すると本番で緊張していてもしっかり聞き取れるようになります。
数学
一つの問題集を何周もして苦手をなくすことが大事です。また、微積分の計算をたくさん解き、式を見ただけで解法がすぐ思いつくようになるのが理想です。どれだけ演習したかで決まるので、10,11 月あたりから自分が受けない大学の過去問なども活用し一問でも多くの問題に触れてください。
物理
公式をただ覚えるのではなく、物理の本質を理解していないとあとあと応用問題を解く時破綻します。なぜこうなるのか疑問に思った時は先生に質問したり、YouTube の解説動画を見たりわかるまで突き詰めてください。また、物理も演習量が大切になってくるので同じ問題集を何度も繰り返し解きましょう。私は「実践物理重要問題集」を活用していました。
次に自分の受験の成功と失敗から、受験勉強での注意すべき点をお話しします。
まず第一に、数学と理科は夏休み前に一通り終わらせておいた方がいいです。
都立高校に通っている方は授業の進度が遅いので、全ての単元が終わるのが冬休み前になることもあります。学校の進度に合わせると十分な演習量がとれないまま受験に臨むことになります。遅くても夏休みが 終わるまでには全ての範囲を終わらせてください。理系科目はどれだけ演習したかで決まります。
第二に、共通テストでのみ使う教科をおろそかにしないでください。
私は地理と古典を本格的に始めたのは共テの1ヶ月前でした。始めるのが遅すぎたので本番も満足いく点数が取れませんでした。週一回でもいいので春から勉強する時間をとると共通テストもうまくいくのではないかなと反省しています。
第三に、二次試験で使わない教科の勉強も手を抜いてはいけません。
私は二次試験が数学と物理だけで英語がなかったのでつい英語をないがしろにしてしまいました。そのせいで、私立の受験では英語が足を引っ張り4校受けて1校しか合格することができませんでした。
苦手教科を得意 な教科で補えば大丈夫と思っている方がいたら危険です。苦手教科をなくす努力をすべきだったと後悔しているので、みなさんは満遍なく勉強してください。
私は早い段階で理科を 1科目しか使わないと決めてしまったので、受けることができる大学が限られてしまいました。自分の進路の選択肢を狭めない為にも理科2 科目やっとけば良かったと後悔することもありました。
また、SNS断ちがなかなかできず受験勉強の妨げになることもありました。
最後に言いたいのは自分の行きたい大学を諦めないでください。
私のように共テリサーチ E 判定から逆転合格するケースもあります。1年後に後悔だけはしないように、受験勉強頑張ってください
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