2023年度の高校受験生から届いた『受験体験記』です。
少し特殊な受験をしたため、ためになるかは分かりませんが私が経験したことや大切だと感じたことについて伝えていきたいと思います。
☆メンタル
受験において一番大切なのはメンタルだと思います。なぜなら、自分の心が原動力となり、一番の支えになるからです。
実際、私は推薦入試の際に会場に行くまでの時間はずっと自分を励ましていました。
前向きに意識していないと緊張や不安で負けてしまうと思っていたからです。そのため「自分なら大丈夫」だと信じられるような行動をしていくことと、何においても前向きでいることを忘れないでほしいです。
☆推薦入試
私は推薦入試で合格しました。その際に経験したことや当日の流れについて記していきます。
まず、朝早めについたら同じ学校の友達がいたので、校門があくまで緊張をほぐしながらお話ししました。時間になったらぞろぞろと校舎に入っていくのですが、さすがは推薦組、皆印象を良くしたいのか気持ち悪いほどに先生一人一人に対しての挨拶が明るかったと思います。
私はそれを見て若干引いてしまったので普通の挨拶をしました。結果的に普通の挨拶をした私でも合格できているので、挨拶は頑張りすぎなくても良いと思います(笑)
その後教室に入ると私は一番後ろの窓側で、隣には友達もいるという神席でした。席についてから小論文が始まるまでの時間は、今までに解いてきた小論文の見直しと面接の練習シートを眺めたりして過ごしました。
小論文が始まっても緊張せずいつも通り解けました。なぜなら、落ちてもまだ一般のチャンスがあったからです。それほど気を張る必要はないと思います。
小論文が終わった後はすぐに昼食時間に入りました。後ろの席から見ていても、皆食べるのが早かった印象が強いです。(私は10時頃からのスタートでしたが8時ごろからの試験の人達は昼食はもっていかず、面接→小論文で行っていました。)
昼食時間が終わると面接が始まります。教室の中で廊下側の列から順番に一列ずつ呼ばれていくのですが、私は一番最後の列だったため、2時間ほど待機する必要がありました。実際面接時間は
一人当たり10分程度だったと思います。
そしてこの待機時間に事件は起きました。
一列ずつ呼ばれていく人達はなぜか消しカスを集めて手に握りしめながら面接会場に向かっているし、待機している人たちは皆机の上に何も出さず、じーっと待機していたのです。
普通は自習したりするものだと思っていたので驚きました。そこで、一旦冷静になって考えました。私が呼ばれるのは2時間後、2時間もただずっと何もしないで待っているなど退屈すぎるし、一般を受けるかもしれないのだから勉強もしなくてはいけない。この時間は絶対に無駄だ。しかも消しカスもあのまま持って行ってどうするのか…
こう考え、試験監督者に質問をしようと決意しました。三列目が呼ばれるまでは様子を見ましたが、誰も何も言わないのなら私が言うしかないと思ったからです。
Q「この時間って自習してもいいですか?」
Q「あと、消しゴムのカスってどうしたらいいですか?」
A「そのまま机の上に置いといてもらって大丈夫ですよ」
という会話をしました。
そして私一人自習を始めたら、周りの子たちも自習し始め、次の呼ばれる列の人から消しカスがおいてかれるようになりました(笑)
そうしてついに私の列が呼ばれ、面接会場に向かいました。待機する廊下は寒く、緊張で手と足と歯がずっと震えていました。しかし呼ばれる直前、すーっと震えが止まり安定した状態で面接を迎えられました。
しかし緊張はしていたのでたくさん嚙んでしまいましたが熱意だけは確実に伝わっていたと思います。
面接終了後、これは落ちたと思いました。帰宅してからもすぐ塾に行きました。家ではソワソワして勉強に集中できなかったからです。
以上が私が体験した受験でした。推薦では今まで自分がしてきた経験が大いに活用できるため、今からでも何かの代表になったり何か得るものがある経験をたくさんしておくことと臨機応変さが重要です。また、内申でほぼほぼ決まるともいわれているので、積み上げられることは今のうちにしておきましょう!
☆最後に自校作成問題について
とにかく数をこなしてください!初めは時間が足りないのは当たり前です。私はこの自校作だったからこそ文章を早く読めるようになれたと思っています。時間配分に気を付けて根気強く頑張って欲しいです。
☆TOP→PASSの思い出
中学生になるまでは、かるたやカードゲームなどで楽しみながら学んでいました。
遊んでいても、何回もやっていると自然と覚えられていたので受験勉強時にすごく役立ちました。
英語の音読もかなり効果があったと思います。特に数学は何回もテストをして多くの問題に触れることができ、計算のスピードも速くなったほうだと思います。
そして、小学生の頃によくやっていた問題が今になってそれがたすきがけだったことを知り、高校を見据えての授業だったことにも驚かされました。
また、中3になってからはテスト祭りでした。宿題がないだけ救いです。
小学生時代、小さなテストでヒーヒー言っていた自分が信じられません。
しかし、テストには助けられることが多くありました。特に歴史年号です。
年号を覚えて受けたVもぎと覚えていかなかったVもぎとでは判定が4ランクほど異なっていたことを覚えています。
大変すぎる生活でしたが、たまに出るご褒美のアイスの味は忘れられません(笑)
また、クリスマスパーティーもいい思い出になりました。
私は今まで一度も塾が嫌だと思ったことがありません。むしろ行きたいと思うほど大好きな場所でした(笑)
先生の授業も面白くて楽しいし、塾の仲間たちもみんないい子で雰囲気がとても良かったです。
そして、家で集中力が続かない人に言います。
とにかく塾を活用してください!誘惑もないですし、わからないこともすぐ質問できる環境があります。無駄な時間を過ごさずに済みます。おすすめです。
実際、推薦入試が終わってからソワソワしすぎて何にも手につかなかったとき、私は塾に行きました。環境を変えることで自分をコントロールすることが出来ます。
TOP→PASSと自分を信じて前に進んでいってください!
fight!