2023年12月
みなさんは何を基準に塾選びをしているでしょうか？
進学実績なのか授業形態（個別か集団か）なのか自宅からの距離なのか……
もう３年前になりますが、当時小学６年生だった息子から塾に行ってみたいと言われたとき、いちばん頭を悩ませたのは、数ある学習塾の中からどれを選ぶべきか、ということでした。
６年生で塾に通っているお子さんのほとんどが中学受験を目的にしていますが、息子はそうではありません。今さら大手進学塾に通ったところでついていけるのだろうか……
不安を抱えたまま、とりあえず家から自転車で通える範囲内にあることと、集団塾であることを基準に本人の希望を優先しようと決めました。
そしていくつかピックアップした中で息子が選んだのがＴＯＰ→ＰＡＳＳでした。今だから打ち明けるのですが、実はＴＯＰ→ＰＡＳＳのチラシを見た夫はあまりいい顔をしませんでした。学力至上主義のとにかく厳しいだけの塾だと思ったようです。子どもにはのびのび育ってほしい、妙なエリート意識をもたないでほしいと願っている夫にとっては不安しかなかったのです。
ですがそれから３年経った今、本人も親もこの塾を選んで良かったと思っています。受験はこれからですが、第一志望の高校に受かっても受からなくてもその気持ちは変わらないでしょう。
その一番の理由は、息子自身がＴＯＰ→ＰＡＳＳに居場所を見つけ、塾長をはじめとする先生方や仲間に、勉強面だけでなく精神面でも支えられてきたからです。内気な息子は学校では思うように自分を出せませんが、ＴＯＰ→ＰＡＳＳではそんな息子の性格をよく理解し受け入れてくれる先生や友達がいます。だから安心して自分をさらけ出し、勉強にも集中できるのだと思います（さらけ出しすぎてご迷惑をかけているかもしれませんが）。
ＴＯＰ→ＰＡＳＳは進学塾ではありますが、決して合格実績だけを評価するわけではなく、その先も見据えています。
たとえば、学校の定期考査。ＴＯＰ→ＰＡＳＳでは各学校の出題する問題を調べ上げて点が取れるように指導するようなことはしません。もちろんテスト対策はしているのでしょうが、そんなことばかりしていても将来的に真の実力はつかないという信念のもと、一から十まで先生が手取り足取り教えたりはせず、生徒が自分で勉強の仕方を学べるように導いてくださいます。
また、合格実績ほしさに、生徒に複数の受験校を押しつけるような真似はしません。本人の希望を尊重し、生徒一人ひとりにとってベストな選択を後押ししてくださいます。そういった点でも、利益ばかりを追求する悪徳商法？の塾とは一線を画す信用できる塾と言えます。
さて、我が家には息子の下に小学６年生の娘がいるのですが、この娘も５年生からＴＯＰ→ＰＡＳＳに通っています。それまでは通信講座で勉強していたのですが、息子以上に内向的で人見知りの娘にはできるだけ多くの人とコミュニケーションを取ってほしいという親の気持ちと、兄の通っている塾に行ってみたいという本人の好奇心から入塾を決めました。最初こそ緊張しておどおどしていた娘も、今ではすっかり塾の雰囲気に慣れて友達もできたようです。
小学生のうちに机に向かう習慣をつけないと中学生になってから苦労する、という話を耳にしますが、娘は毎日勉強する習慣がついています。
塾で国語算数の講座を受けるのは週に一度だけですが、国語は音読が、算数は算数プリントが宿題として課され、期日までにLINEで送らなければならないシステムになっているため自然と机に向かうようになりました。
算数プリントは問題もすべて書き写す必要があり、慣れるまでに少し時間がかかりましたが、今ではすらすらと手際よく進めています。提出後は先生が丸つけをして、間違った箇所にヒントをくださるので、できていないところをすぐに見直すことができます。
国語の音読に関してはトピックに関する動画が送られてくるのでより知識を深めることができます。また、６年生からは理科社会も受講していますが、ゲームをしながらたのしく学んでいるようです。
ＴＯＰ→ＰＡＳＳでは欠席してもLINEに送られてくる授業の動画を見れば進み具合が分かりますし、感染症の流行等で自宅にいたい場合もZOOMで授業が受けられます。小さな個人塾のため電話の応対はされていないようですが、LINEでの問い合わせにはすぐに応じてくれますし、年に数回ほど個別面談の機会も設けているので安心です。
どこの塾を選ぶべきか？ それはお子さんによって相性があり、それぞれ向き不向きがあるでしょう。
ですからＴＯＰ→ＰＡＳＳがすべてのお子さんに適しているとは思いません。入塾前テストがあるので最初からある程度の学力が必要ですし、何より本人のやる気がないと、たとえ入塾したとしても続けるのはむずかしいかもしれません。
特に中学生は定期考査前や受験前になるとかなりの時間を塾で費やすことになるので根性が必要です。息子もときどき弱音を吐くことがあります。
ですが、それでもＴＯＰ→ＰＡＳＳが我が家にとってナンバーワンの塾であることは間違いありません。
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